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浮気ジャーナル

夫の浮気を許す方法

 

一生の苦楽を共にしようと誓って結婚した男女において、浮気はパートナーに対する裏切り行為であるといえます。

介護問題などが取り沙汰される昨今、夫婦の間の波風は決して異性関係の問題だけではありません。夫と妻が結婚してからお互いの価値観の違いに気づいてしまったり、夫や妻の親族を介護しなければならなくなって「私はあなたの親族と結婚したわけではありません」「介護費用はどうするつもりなのだ」と、浮気以外でも夫婦間で揉めてしまったりすることも少なくありません。

インターネットを検索すれば、夫婦間の実にさまざまなトラブルを見つけることができます。社会情勢に伴って、夫婦の間の波風は増えてしまうものかもしれません。しかしやはり浮気は、夫婦間の代表的なトラブルであるといえるでしょう。

浮気は夫婦の片方ないしは両方が「自分の気持ち」をおさえきないために起きてしまう問題です。昔から浮気問題はどこの国でも小説や映画の題材になっていましたから、時代を問わない夫婦間のトラブルともいえるでしょう。

今回は、浮気後のことについて考えてみましょう。夫の浮気が発覚し、夫は謝罪とともに夫婦関係を継続することを選んだとします。その場合、妻はどうやって気持ちに決着をつけて夫の浮気を許したらいいのでしょうか。そもそも、夫の浮気を許すことで妻の気持ちは決着するのでしょうか。浮気後の「妻の気持ちの決着」に焦点をあてて考えてみましょう。

浮気が解決しても「もやもや」が!女性心理

何かのトラブルが起きると、そのトラブルが解決しても内心のもやもやが続いているということはありませんか。

例えば会社でお客さんかクレームがあったとします。クレームは理不尽なもので、社員たちは大慌てしました。あなたがそのクレーム処理を担当したとしたらどうでしょう。また、クレームには上手く対処できお客さんが納得して電話を切った後に何が残るでしょうか。想像してみてください。理不尽なクレーム処理の後は「解決できてよかった」という安堵感があるのではないでしょうか。しかし同時に「理不尽だなあ」というもやもや感も残るのではないでしょうか。

問題が解決することと心の問題はまた別の話です。問題が解決したとしても、心もすっきり納得とはいきませんよね。浮気による夫婦間のトラブルもまったく同じことが言えるのではないでしょうか。

夫が浮気をしたことを知りました。その時点で妻はとても傷つくことでしょう。夫の浮気を追求すると、夫は謝罪して浮気相手と別れると言いました。妻と今後とも生活したい、離婚はしたくないと考えていると謝罪しました。これは夫を大切に思う妻にとって、最良の問題解決パターンと言えるのではないでしょうか。

ですが、話し合いで浮気が解決したとしても、妻の心の傷は残るのです。謝罪を受け入れて「許そう」と思っても、心が納得しません。心の傷が癒えるわけでもありません。「許す」のはいいとして、妻は妻で自分自身の心に決着をつける必用があるのです。心の「もやもや」を消化しなければいけないということです。

夫の浮気に対する女性心理の解決法

妻が心のもやもやを消化するためには、どんなことをすればいいのでしょう。夫の謝罪を受け入れても残る内心の痛みは、どうやってすっきりさせればいいのかを考えてこそ、真に謝罪を受け入れて今後の生活に繋げていけるのではないでしょうか。

妻が夫の心から受け入れ、浮気を真に許すための心の決着方法としては次のような方法が考えられます。

  • 夫に気持ちを素直にぶつける
  • あてつけで浮気をする

妻の浮気で解決!浮気には浮気を

夫の浮気に当てつけて妻自身も浮気をしてしまうのも一つの方法です。「目には目を、歯には歯を」という有名な言葉があります。「浮気には浮気を」というわけです。そして妻自身の浮気を夫と話し合い、自分がどれだけ心が痛んだのかじっくり話し合ってみるのもいいでしょう。それで妻の心が晴れるなら、ですが。

ちなみに「目には目を、歯には歯を」という言葉の意味は、「浮気をしたら浮気を仕返す」という意味ではありません。「目を傷つけられたら、その傷以上のものを与えてはいけない」「十奪われたのなら、十以上のものを奪っては駄目」という意味であると言われます。夫に自分の心の傷を知ってもらい、真の許しに繋げるはずの浮気なのに、夫の十の浮気に対し十一の浮気で返さないようにご注意を。

相手が先に浮気をしたとしても、自分も浮気をしてしまってはお互いが永遠にあてつけを続けてしまう可能性もあります。そもそも相手から離婚を求められる原因になることもお忘れなく。

夫に心の傷を理解してもらうために浮気をしたのに、それで離婚となってしまったら「目には目」ならぬ「目も当てられない」という話ではないでしょうか。

話せば楽になるという女性心理

気持ちは一度思い切り吐き出してしまえばすっきりします。

友人に言葉を誤解されて「そんなつもりで言ったわけじゃないのに」ともやもやした経験はありませんか。そのもやもやを他の人や誤解した友人本人に思い切り吐き出してすっきりした経験はないでしょうか。

心の中に留まったままの言葉や気持ちは、留まり続ける限りもやもやが続きます。そこで、浮気をした夫に思い切り自分の心の内を吐き出してしまいましょう。

浮気をされてどれだけ悲しかったか。どれだけ心が痛んだか。そして、どれだけ夫を思っているか。謝罪は受け入れたけれど心はそう簡単に癒えないということ。こういった妻の内心を、夫に思い切りぶつけてみましょう。それだけでもやもやがすっきりすることがあります。もやもやが完全に晴れなくても、今後の生活に良い影響を与えることがあります。

夫が浮気をしてしまったという事実が変わらないなら、妻が心に決着をつけてよりよい生活を目指すことが大切なのではないでしょうか。浮気前より二人で幸せな生活を送るため、浮気を切っ掛けにお互いの本心を伝えあい、今後の二人の関係に生かすのです。

最後に

妻が夫の浮気の謝罪を受け入れたとしても、心の中のわだかまりは残ります。妻が心のわだかまりに決着をつけた時こそが夫の浮気を真に許した瞬間であると言えるのではないでしょうか。

心に決着をつける方法の代表例は「復讐」と「本音で語る」の二つです。復讐の代表例は妻が浮気を仕返すことです。本音で語るとは、妻が心の内を素直に夫へ打ち明けることです。

今後の夫婦関係をどうしたいかによって、自分の気持ちに決着をつける方法を模索することが重要なのではないでしょうか。