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浮気ジャーナル

「何が必要?」裁判で使える浮気を立証できる証拠とは

【立証】とは・・・証拠をあげて事実を証明すること です。浮気(不貞行為)の立証のためには、パートナーが浮気(肉体関係を持つ行為)をしたことがはっきりとわかる証拠を提示しなければなりません。不正を防ぐために、裁判で使用できる不貞行為の証拠というものは厳しく制限されています。

パートナーの不倫が発覚し、離婚となった際には少しでも多くの慰謝料を請求したいですよね。慰謝料の請求となれば裁判所へ不貞行為の証拠を提出することが必要となり、単にあなたが「パートナーが浮気をして精神的に傷ついた!」と訴えるだけでは浮気の証明にはならないのです。

裁判で浮気の証拠となるもの・ならないもの

◯まずは証拠として使用されるものを3つご紹介します

◆浮気現場の写真や動画など

浮気現場の写真とひとことでいっても、単に浮気相手と手をつないで歩いている写真では浮気を立証する証拠となりません。ラブホテルの場合では、浮気相手とラブホテルに入る時の写真、出る時の写真が必要です。ラブホテルでの滞在時間も重要ですからどの程度滞在したのかわかるように日付と時間も忘れていけません。

ラブホテルは性行為をする場所という一般的な認識が通用しますから、ラブホテルへの出入りの写真だけでも良いのですが、どちらかの自宅、旅館やシティホテルとなると話は違ってきます。この場合には同じ部屋へ入室したかどうか、滞在時間はどの程度だったかが重要となります。

1回だけでは離婚が認められるケースとならないため、継続して肉体関係を持ったという証明のためにも最低2回以上の証拠写真が必要です。

※パートナーが他の異性と継続して肉体関係を持つことで、婚姻関係の継続が困難だということが認められる

◆不貞行為を認めている音声

浮気相手との通話音声では証拠とはなりません。明らかに不貞行為をしました、とパートナーが認めている旨音声の場合には証拠として使用することが可能です。

◆不貞行為を認めている電子メール

こちらも、いちゃいちゃしたりだとか卑猥なやりとりであったとしても、本人が不貞行為を認めていなければ証拠として使用することは困難です。肉体関係があったと認める文章があれば不貞行為を立証する証拠として使うことができます。

◯証拠として使えないもの、単体では証拠として弱いものが以下になります

◇ホテル利用時のクレジットカードの明細書

ラブホテルを使った証拠!ではありますが、明細だけでは誰が浮気相手なのか知ることができません。このように、浮気の動かぬ証拠のように見えても裁判となると使えないものは他にもたくさんあります。

◇デート中の写真や動画

手をつないで親しげに寄り添って歩いている写真、はたから見れば十分に浮気と認められるものですが、これでは肉体関係まで証明することができないため、裁判で立証する証拠としては不十分なものです。セックス動画をスマホで撮影していた、などであればもちろんそれは確実に不貞行為があったということになりますから、証拠になります。

◇キスの画像

個人的にパートナーを責める際や、浮気を認めさせる場合には利用できますが、キスでは肉体関係を持ったといえないので、これも裁判で使うことはできません。

◇手紙やメールのやりとり

手紙やメールも親しい友人関係であったり、親しくなくとも職場の同僚であったりすれば自然とやりとりが発生するものです。内容がホテルへ誘うといったような会話であっても、冗談で言っただけと一言弁明があれば証拠にはなりえません。

◇携帯のメールやLINEの内容

こちらも、いくら日常的に親しげな会話をしていても肉体関係を認める記述がない限り証拠として成り立ちません。もしもメールやLINEのやりとりで浮気が発覚し、肉体関係があったことを認める書面を作成した場合(署名、捺印つき)にはそれは証拠として使えますし、その証拠を補助する役割としてメールやLINEのやりとりが証拠の証拠になる、ということはあります。

こうしてみると個々でやりとりする際の浮気の証拠が裁判所では通用しないということがよくわかります。証拠はその入手経路なども重要となりますから、不法に証拠を入手するといくら有用なものでも証拠にならなくなってしまいますからご注意ください。

裁判で浮気を立証するには・・・

上記を踏まえ、裁判でパートナーの浮気を立証するために確実なものは【浮気現場の写真】です。それも複数回のラブホテルへの出入りと、滞在時間を証明する写真です。

素人だけど自分で浮気現場の写真を撮ろうと考えると、まず暗闇でも遠くから綺麗に撮影するための暗視カメラや望遠カメラを準備しなければなりません。ですがそういった機材だけで何十万~百万以上の出費となってしまいます。写真くらい素人でも撮れると思ってみても、気付かれないように尾行したり、薄暗い中で顔やホテルが明確にわかる写真を撮ることは至難の業なのです。

また、個人が証拠集めをしようとすると知らず知らずのうちに違法行為を犯し、せっかくの証拠写真が裁判の証拠として使えないものになってしまうおそれもあります。あまりおすすめできませんが、個人でやってみようという方は細心の注意を払い、できれば協力者がいてくれると良いでしょう。

浮気の立証のために一番確実な方法

一番安全で確実な方法は浮気の証拠写真を撮って欲しいと探偵社に依頼することです。浮気調査を得意としている探偵社では、裁判に提出することを前提とした資料の作成を行ってくれるため、非常にハイクオリティな「浮気の調査報告書」を入手することができます。探偵社では暗視カメラや高度な望遠機能のついた撮影機器を始め、小型隠しカメラなど証拠を集めるために必要な機材が充実しています。一般人では暗闇しか撮影できないところが、探偵社の手にかかればはっきりと顔と状況のわかる写真を撮影できるのです。

探偵社となると個人で証拠の撮影を試みる場合と比べ費用がかかりますが、パートナーに知られるリスクがなく安全です。パートナーも浮気を疑われていると怪しむことがないので普段通り隙だらけになりますね。そしてなにより【確実に裁判で使える証拠を用意してもらえる】というところが大きく異なります。