浮気調査専門の探偵社が運営する浮気に悩む方への総合情報サイト

浮気ジャーナル

妻の浮気相手に合法的に復讐するコツ

 

夫婦として終生を共にするという約束をした以上、他の異性に浮気をしてしまうことは一種の裏切り行為であるといえるでしょう。

浮気は慰謝料請求という請求の対象になることがある他、婚姻関係の終了、つまり離婚の原因にもなることがあります。しかし、結婚するほど妻を信頼し愛していたのなら、離婚するだけでは心の中に釈然としないものが残り続けるに違いありません。そこで考えるのが、浮気をした妻への復讐です。しかし、復讐のために浮気相手を包丁で刺してしまっては大事です。誹謗中傷してしまっても、時に警察を巻き込んだ大変な惨事になることでしょう。復讐するにしても、「合法」であることが大切です。

妻の浮気に対する仕返しがしたいという方に、合法的な復讐方法についてお話しします。

■妻の浮気の復讐は悪いことなの?大切なのは心の決着

復讐という言葉は悪いことのように考える方もいるかもしれません。しかし、復讐が必ずしも悪いことであると決めつけることはできません。なぜなら、復讐によって心の決着をつけられることもあるからです。

浮気は信頼していた伴侶からの裏切りです。だからこそ、離婚しても心の傷が残り続けることがあります。離婚して心もすっかり決着がついてしまえばいいのですが、そう簡単に割り切れないのが人間の心の難しさです。浮気によって離婚し関係に決着をつけることと、心に決着をつけることは別物ではないでしょうか。

婚姻関係を継続するなら、どうしても心に決着をつけておかなければ、その後の婚姻関係が辛いものになることでしょう。浮気を許したつもりでも、ふとした瞬間に悔しさや腹立たしさが蘇り、感情が呪縛されているような息苦しさを覚えるはずです。だからこそ、時に感情に決着をつけるために「復讐」が必要なのではないでしょうか。

しかし、復讐といっても誹謗中傷、傷害は刑事事件として取り沙汰されてしまう可能性が高いためお勧めできません。もちろん殺人も同じです。浮気の復讐として罪を犯してしまっては、自分がかえって不利な立場になってしまいます。相手に対する復讐が非合法であれば、反対に相手から慰謝料請求されてしまう可能性だってあります。復讐が気持ちに決着をつけるためのものであったとしても、合法的でなければいけないのです。そこで、合法的に復讐する方法にはどんな方法があるか、簡単に考えてみましょう。

・慰謝料請求
・示談
・離婚しない

以上のような方法が考えられます。自分の気持ちに決着をつけるためにはどの方法が一番合っているでしょうか。

■妻の浮気相手に慰謝料請求をする方法

慰謝料請求とは、妻ないしは浮気相手の男に対して「慰謝のお金」を請求する方法です。浮気とくれば慰謝料請求という認識があるくらい一般的な方法ではないでしょうか。

慰謝料は浮気をしてしまったことに対する慰謝の気持ち、そして裏切られた心の傷をお金に引き直すことになります。心の傷は人それぞれ、慰謝の気持ちも人それぞれです。申し訳ないという気持ちを数値化することはできません。心の傷や謝罪の気持ちも金額換算することができません。ある人によっては心の傷が100万円ぶんかもしれません。またある人にとっては20万円ぶんかもしれません。何度も同じ人と浮気を繰り返されて心が深く傷つき、1,000万円ぶんであると主張する人もいるかもしれません。けれど、心は金額や数値にすることができません。本来はできないけれども証拠などによってどうにか金額換算してお金を支払うのが慰謝料です。

浮気や証拠のあるなしはケースバイケースですので、慰謝料は絶対にいくら請求できるという決まりはありません。浮気の内容や証拠によって算定されることになります。自分の妻の浮気ケースに対し妻や相手の男に慰謝料請求できそうか、金額はどのくらい請求できるかは、男女問題を得意としている弁護士に相談すると明確なものが見えてきます。どんなものが証拠になるかも相談するのがいいでしょう。

慰謝料という大きな額のお金を請求することは、浮気をした妻や浮気相手に対する一つの復讐になることでしょう。

■妻の浮気相手に示談によって心理的プレッシャーを与える方法

示談することも一つの復讐になります。これは主に妻の浮気相手になった男性に対する合法的な復讐です。

示談とは浮気相手と話し合いをして、金銭の支払いなどを条件に話し合いで決着をつけることをいいます。一見とても平和的な解決方法で、果たしてこれが浮気の復讐方法になるのかと疑問に思うのではないでしょうか。しかし、示談は合法的かつ相手に心理的なプレッシャーを与える良い復讐方法の一つです。

例えば浮気相手の家や会社の前で待ちかまえ、浮気に対する示談の申し入れをしたとします。この時に弁護士に同席してもらうと、浮気相手は「示談の申し入れをしないと訴訟に発展するかもしれない」という不安を抱きます。訴訟になれば自宅に裁判所から封書が届くこともありますから、家族に浮気がバレることにも繋がります。弁護士が側にいるということで相手が感じるプレッシャーに拍車をかけることができるのです。

示談を一度で終わらせず、「具体的な話は次回」「弁護士から詳しい話を連絡します」で話を切って一度席を立てば、「また連絡がくる」というさらなるプレッシャーを相手に与えることができます。示談金をもらうことよりも精神的なプレッシャーをかけて復讐する方法です。

■妻の浮気に対し離婚しないという復讐の方法

離婚しないという方法もあります。この方法は妻が自分(現在の夫)と離婚し、浮気相手と再婚するつもりで浮気をしていた場合に使える合法的な復讐方法です。

浮気をした妻と浮気相手が結婚を望んでいるなら離婚に応じなければいいだけの話です。妻から「酷い」と言われようとも、先に浮気という裏切りをしたのは妻です。きちんと離婚して結婚すれば浮気にりませんでした。

結婚した二人が婚姻関係を継続することは合法に決まっています。望むことを実現させない。婚姻関係を継続する。場合によってはこれが一つの復讐になることがあります。

ただし、妻と一緒に暮らすことが苦痛ということなら、この方法を復讐として採用することはお勧めできません。相手に復讐して心に決着をつけてこそ、次のステップに進めるのではないでしょうか。裏切られた側である自分が復讐のために苦しむ必要などありません。

■最後に

妻に浮気をされた夫の合法的な復讐方法についてお話ししました。

離婚したからといって心のもやが晴れるわけではありません。離婚と心の決着は別物だからです。だからこそ、浮気から離婚に発展したとしても別の方法で自分の心の決着をつける必要があります。

決着をつける方法の一つとしては復讐が考えられます。しかし、違法な方法で復讐をすると自分が慰謝料請求や刑事罰の対象になる可能性があります。今回ご紹介した方法は基本的に合法なものばかりです。ただし、示談自体は合法でも暴力や侮辱で迫っては、違法となってしまう場合があります。

慰謝料や示談を復讐方法として用いる場合は弁護士に相談しながら進めるのが安全安心です。あなたの心が一番納得する方法で決着をつけてください。