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浮気ジャーナル

浮気相手を特定する!自分でもできる調査方法とは?

夫や妻の浮気を疑い始めた、あるいは浮気を知ったとき、人はどう思うでしょうか。

まずは、全身が怒りに満ちるでしょう。

「なぜ、私が浮気されるのか!」

と思い、そして

「浮気している相手はどんな奴か、突き止めてやりたい」

となりますよね。

ここでは、夫あるいは妻の浮気を知った場合、自分でどんな調査ができるかを考えてみましょう。

が下手をすると、あなたの調査によって夫婦関係が破綻する可能性もありますから、慎重に行動することが求められます。

自分でできる調査は何か

状況調査

配偶者の浮気を突き止める方法として、まずできるのは、状況調査です。

つまり浮気の痕跡を見つけることで、次のものを調べる方法です。

  • ・携帯(スマホ)の通話記録、メールやLINEの記録
  • ・財布のレシート、クレジットカードの使用明細
  • ・車に残された吸い殻、陰毛やアクセサリー等の落下物
  • ・車のナビの走行履歴
  • ・夫の下着についた精液、洋服についた香水の残り香
  • ・パソコンの検索履歴、メールフォルダ

これらのメリットは簡単にできることと、費用がかからないことです。

が反面、それは決定的証拠にならないことでもあります。

まず、携帯を調べようとしてもロックがかかっていることが多いですし、浮気していればなおさらです。

配偶者に聞けばなぜそんなことを聞くのかと怪しまれ、ひいては通話やメール記録を消すなどの行動に出ることは容易に想像できることです。

また、クレジットカード明細で女性用品購入があっても、「母親に買った」と言われてしまいますし、自家用車内に陰毛があったとしても、「着替えたときに落ちた」と言われてしまうことも考えられます。

このように状況証拠は、浮気を証明するための決定打にはなりにくいです。

尾行・張り込み

これはプロの探偵がよく行う方法ですが、大前提としては、自分の存在を隠さなければなりません。

しかし、夫から見た妻、妻から見た夫が、果たして存在を隠して尾行したり張り込みしたりできるでしょうか。

答は残念ながら、「ノー」です。

身近な人は、後ろ姿でも顔が隠れていても、見える範囲の体の特徴で分かるものです。

よほど上手にやらないと、気づかれてしまうでしょう。暗ければ気づかれにくいですが、同時に見失いやすくもなります。

車での尾行も、あなたの車ならバックミラーでたちまち気づかれてしまいます。

運転テクニックも必要ですし、知らない土地であれば見失いやすくなります。

そして最も怖いのが、尾行や張り込みを気づかれた場合です。

浮気の証拠はまだ発見していないのですから、

「なぜそんなことをしている?」

と配偶者は逆ギレし、あなたは軽蔑される存在になってしまうでしょう。最悪の場合、

「お前など信用できない」

と言われ、帰宅がさらに遅くなり、会話は減り、あなたは毎日後悔と自責の気持ちで暮らさなくてはなりません。

写真撮影

写真撮影も同様に難しく、プロの探偵が使うのはまず一眼レフカメラで、ISO(暗くてもブレずに撮影できる性能)を高感度にすれば、夜の外灯ぐらいの明るさでも昼間のような写真が撮れてしまいます。

またペン型やライター型のカメラ等もあり、街中ですれ違いながら写真を撮るなど、通常では考えられないシーンでの撮影が可能です。

しかし、通常のコンパクトデジカメでは、オートで撮るとフラッシュが光ってしまいます。

仮に、夫が浮気相手とラブホテルに向かって歩いているとき、電柱の陰でフラッシュが光り、直後に妻によく似た人が駆けだしたら、どうでしょうか。

きっと追いつかれ、詰問されてしまうでしょう。しかもフラッシュで撮影した写真とは、あまり遠くまでは写っていないものです。

その他

  • ・部屋に盗聴器を仕掛ける
  • ・鞄にGPSロガーを仕掛けてあとで行動軌跡を調べる

等の方法があります。

しかし、浮気相手との連絡は音の出ないメールかLINEを使うでしょう。

もし会話するにしても、自宅内で電話するのは考えにくいものです。

GPSロガーとは、USBメモリぐらいの大きさの機器で、一度持ち歩き、あとでパソコンの専用ソフトでデータを読み込むと、移動した軌跡をGoogle Map等に表示できる機能を持っています。

登山やドライブのあと、移動ルートが一目で見られて便利なのですが、浮気調査にも使えますよね。

しかし問題は、たとえ小さいにしても、夫の鞄に忍ばせたのが見つかった場合です。

尾行や写真撮影の場合と同様、気づかれたらアウトです。

浮気の証拠が見つかる前であればあなたが悪者になってしまいます。

さらには配偶者が慎重になり、浮気そのものが深く潜伏して分かりにくくなってしまうことも十分あり得ることです。

これでは、何のために調べはじめたのか分かりませんよね。

素人ができる調査には限界がある

このように、素人が浮気調査をすることには非常な困難があります。

そもそもプロですら、調査相手に気づかれずに尾行や張り込みをする場合には非常な気をつかいます。

ほとんどの場合は2人で行動しますし、車での尾行には危険も伴います。

また、レシートを探す等の状況証拠を集める方法もありますが、浮気の証拠としては弱いものがほとんどです。

例えば、夫が女性用下着を買ったのが分かったとしても、

「母親に買ったものだ」
「会社のビンゴゲームの景品」
「勤め先のハロウィン女装コンテストのため」

と言われれば、それは本当かもしれませんよね。

いずれも状況証拠にとどまるものが多い

このように考えると、結論としては、素人でも確かに浮気調査はできますが、それらはいずれも状況証拠にとどまるものが多いということです。

レシートやクレジットカード明細、車内の遺留物にしても、それらが浮気の確たる証拠であるとは言い切れない場合がほとんどです。

尾行、張り込み、写真撮影等をして成功すれば証拠ともなり得ますが、いずれもハードルは高いです。

そして、もしも相手に発見されてしまったら、あなたの立場は著しく不利になってしまいます。

浮気調査とはそれほど難しいものです。

尾行や張り込みには、ただひたすら待つという時間もあります。

何時間も待ちながら、相手が出てくれば瞬時に対応できる緊張感、臨機応変さも必要です。

素人がする浮気調査とは、お金はかからないけれど時間ばかりかかり、その割には大した証拠も集められない、というのが実際の姿です。