ニュースやドラマを見ていると浮気の話題が頻出するため、自分や友人が直接的に浮気問題に関わったことがなく当事者になったことがない方でも「世の中、浮気って多いのだな」と実感していることでしょう。
そう、浮気は男女トラブルの中でも、本当に件数が多く、悩んでいる方が多いのが現状です。
浮気は離婚原因の上位にランクインするほどと申し上げれば、ニュースやドラマでこれだけ浮気が取り上げられることにも納得していただけるのではないでしょうか。
パートナーの浮気も頭の痛い問題ですが、その浮気をどうやってやめさせるかも悩ましい問題です。現在進行形で妻の浮気に悩んでいる方、そして妻の浮気を疑っている方は、妻が浮気相手との遊びの恋をやめようと考えるタイミングについて知っておきましょう。女性心理の側面から、妻の浮気について見ていきます。男性の方は必見です。
妻の浮気とは?夫以外に揺れる女性心理
浮気をやめようと考える場合の「理由」はいくつかあります。
例えば、高給取りの夫を失いたくない、浮気をして離婚されてしまったら生活に困るといった生活や不安、恐怖から浮気をやめるケースがあります。また、浮気に夢中になっていたが、ふとした瞬間に醒めてしまい浮気をやめるケースもあります。家庭への不満やマンネリから浮気に走っていた女性が、不満やマンネリが解消された結果として浮気をやめることもあれば、夫が自分に対する関心を失っており寂しさから浮気に走っていたのに、寂しさが解消されることによって浮気をやめることもあります。子供の顔がちらつき、子供のために浮気をやめるケースもあります。夫に浮気が見つかってしまって「マズイ」と思って浮気をやめるという事例も見られます。
これらの「浮気をやめるケース」においての共通点は、気持ちはどうあれ、夫などの第三者が強制的にやめさせることは難しいということ。浮気は時に「火遊び」や「悪い遊び」「危険な遊び」という表現が使われます。こういった遊び(浮気)をきっちりやめるためには、自分自身が「もう浮気はやめる」という確固たる決意をしなければいけないということです。他者が「浮気はやめた方がいい」といくら言っても、本人にやめる気がなければ結局繰り返して終わりです。本人が「自分の意思」でやめなければならないのです。
妻自身の意思で遊びに終止符を打たなければならないわけですから、夫や子供といった家族は妻の浮気をやめさせることが難しいように思えます。確かに妻の意思を別の人間である夫や子供が代わって決定することはできません。しかし、何もできないわけではありません。妻が浮気という危険な遊びをやめることを自ら決意できるよう、切っ掛け作りをすることができるのです。
切っ掛けを作るためには、妻が浮気相手との遊びをやめようと考えるタイミングを理解しておく必要があります。タイミングを知れば、第三者がそのタイミングを作ることで、妻が浮気をやめるように手助けすることができるのです。
浮気をやめる女性心理のポイント3つ
女性の皆さんは、自分が浮気をしている立場であったとしたら、どんなタイミングで浮気をやめようと決意するでしょうか。女性が浮気をやめるタイミングは、主に「子供」「満たされた」「環境が是正された」というタイミングではないでしょうか。いくつか具体例を挙げてみましょう。男性の皆さんは恫喝するのではなく、タイミング作りをすることによって妻が自発的に浮気をやめるよう促すことができます。
- 子供によるタイミング作り
子供のことを話す、子供と仲が良いことをアピール、子供が母親(妻)を大切にしていることを強調されることにより、母親である妻が浮気をやめるタイミングになる可能性があります。やはり母親としては、子供は大切なもの。浮気という一時の遊びと子供を天秤にかけたら、悩むことなく子供を選ぶという女性は少なくありません。例えば、今まで仕事一辺倒だった夫の妻が浮気に走ったとします。夫は今まで仕事を第一にしていましたので、子供にもあまり構うことはありませんでした。しかし子供を大切にし、子供とよく遊んだり話したりする姿を見せることによって妻が「この人は変わったのだ」「本心では子供を大切に思っているのだ」と考えて浮気をやめるタイミングになりました。
母親は子供が可愛いわけですから、子供の言動や夫、自分との関係が浮気をやめるタイミングになることがあります。夫は子供との時間を増やして子供との仲をアピールしたり、子供と妻の会話をサポートしたりしてみてはいかがでしょうか。
- 妻との時間や会話を増やす
女性の浮気の原因の一つに「満たされない」というものがあります。夫で満たされないからこそ他所の異性に走ってしまうのです。遊びの浮気であっても欠けた心が満たされればいいと願うのです。だからこそ、「心が満たされる」ことにより、遊びの浮気をやめることが期待できます。満たされたら、余所の男性と遊びの浮気をする必要がなくなるからです。例えば、何時もの金曜は呑みに行くのに、早めに帰宅して妻と家でのんびりと話しながらグラスを傾けてみてはいかがでしょう。満たされない寂しさをちょっとの工夫で満たすようにすれば、自然と妻が遊びの浮気をやめるタイミング作りに一役買ったことになります。寂しさや夫との時間の少なさに満たされない気持ちを抱えている妻は、満たしてあげるように工夫する、あるいは努力すれば、妻の方も夫を評価して家庭生活により良い影響を与えることでしょう。
- 環境の改善を
男女ともによくあることですが、夫婦関係のマンネリにより浮気に走ることがあります。
同じような毎日に飽きてしまい、浮気というリスクのある遊びに走ってしまうのです。家庭生活にちょっとしたスパイスを加えることにより「何だ、家も楽しいじゃない」と妻が考え、浮気をやめるタイミングになることがあります。例えば、普段真面目一辺倒であまり家にお土産などを持って帰らない旦那さん。結婚記念日にちょっとした花束をプレゼントしたり、宅配便で妻にちょっとしたプレゼントを届けてみたり、日常生活にサプライズを取り入れてみてはいかがでしょう。妻の日常にスパイスを添えることで、浮気よりも日常が楽しいことに気づき遊びをやめてしまう可能性があります。
最後に
妻が浮気相手との遊びの恋愛をやめるための決断は最終的に本人に委ねられます。本人が決意しなければ、浮気に幕引きをすることができないからです。しかし、夫のちょっとした行動で浮気をやめるタイミングを作ることができるのです。本人が決断するしかないからこそ、本人が決断しやすいように促すというわけです。
女性が浮気をやめるタイミングのポイントは「子供」や「日常生活の充足」です。その点に注意して、さりげなくタイミング作りしてあげるのが浮気問題解決の鍵となるのです。