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浮気は日本の法律では離婚の理由の一つに掲げられています。
結婚している男女にとって浮気は立派な裏切り行為です。
また、結婚も一つの契約と考えれば、契約違反ともいえる行為でもあります。
だからこそ浮気は立派な夫婦の片方から離婚を突きつけることのできる理由とされています。
もちろん夫婦両者が話し合いで合意し離婚届を提出すればすぐにでも離婚は成立するのですが、片方が離婚に同意していない場合や、双方が離婚に合意していながら財産分与や親権で揉めているという場合は離婚が難航することも多いです。
そんな時に必要なのが、離婚を自分の有利に進めるための「証拠」です。すぐに離婚を考えていなくても、「証拠」を取ることで誓約書を記載してもらったり、いざという時の手続きを自分に有利に進めることができたりします。
しかしそんな「証拠」を集めるためには相手に気づかれないよう秘密裏に進めなければいけません。
証拠を集めようとしてうっかりバレて相手に追いつめられると、かえってこちらが不利になってしまう可能性があります。これでは意味がありません。
浮気の証拠集めをするとして、どんなことに気をつければいいのでしょうか?
また、どんなことから浮気調査が失敗してしまうのでしょうか?
証拠集めのNGについて考えてみましょう。
不倫の証拠調査バレ発覚は意外なところから?
こっそり金を借りたら、支払いを忘れて督促状が届いたことでお金を借りたことがばれてしまったという話はよくあることです。
これは金融機関でお金を借りたことがばれるNG行動の最たるものです。
同じように、浮気調査には、調査していることがバレる可能性があるNG行動があります。
きちんと証拠を集めて今後離婚するかどうかを考える。
そして手続きを有利に進めるなら、もちろんですが調査はバレないことが重要です。
そして、バレないためには浮気調査が見つかる可能性の高いNG行動を避けることも重要なのです。
具体的なNG行動は、
・書類を放置しない
・聞こえるところで連絡を取らない
・見様見真似でプロと同じ方法で証拠集めをしない
です。
当たり前のことでは?と思われるかもしれませんが、日々が忙しいとついうっかりということだってあり得ます。
また、最後の「プロの真似をしない」も「どうして悪いの?」と思うかもしれませんが、これは調査バレの可能性を考えると非常に危険なことなのです。
三つのポイントについてなぜNGなのか順番に解説します。
相手の状態を監視しながら普段の行動を!子供にも内緒
これは本当によくあるパターンです。
「常日頃と違う行動から浮気調査がバレて失敗」というNGパターンです。
浮気調査をしながらも日常生活の家事や仕事は待ってはくれません。
調査をしながら普通通りに生活していないと、パートナーに「何かがおかしい」と感づかれてしまいます。
ですので、日常生活は変わらず送り、平静を装う必要があるのです。
しかしパートナーに浮気の疑いがあり証拠集めをしているとなると、平静を装っているつもりでも、ついうっかりしてしまうこともあり得ます。また、「調査のことでいっぱいでつい家事を忘れていた!」とぱたぱた走り回っている間に調査の資料をうっかり放置してしまうことも!
そんな話って実際にあるの?と驚くかも知れませんが、実は借金ではよく家族に放置していた資料を見られてバレてしまったということがあるのです。
浮気調査だって同じこと。忙しくてもうっかりしてしまうのはNGです。
浮気調査の資料や道具は絶対に家族の目に触れないところに隠しておきましょう。
子供や親族からパートナーに伝わってしまう可能性もありますので、なるべく自分一人で進めましょう。
誰かに話してしまうのは調査失敗の可能性を高くするNG行動です。
また、探偵社は浮気調査に慣れていますので、報告書などの資料送付においてはきちんと配慮してくれます。
ただ、念のために資料送付などについて確認しておきましょう。
自宅での連絡はこっそりと!携帯の履歴にも気をつけて
うっかり電話口の声が漏れてバレて調査失敗!これもよくある話です。
食事中に唐突に探偵社から電話が来てしまい「誰から」という話になって誤魔化しはしたけれど、どうもパートナーが不審がっている。
これは明らかにNG行動です。誤魔化せばいいのでは?と考えるかもそしれないですが、自分がパートナーの浮気を疑った時のことを思い出してみてください。
ちょっとした言動に不信感を持ちませんでしたか?綻びの可能性はない方が安心です。
探偵社に調査を依頼した場合は連絡時間や連絡手段について必ず確認しておきましょう。
また、調査の状況を確認する場合も履歴などはなるべくこまめに削除し、スマートフォンを見られても感づかれないように重々に注意しておくことが大切です。
念には念を入れる!見られないようにする!声を聞かれないようにする!基本ではありますが、とても大切なことです。
男性の浮気を自分で調査!これもバレる特徴
浮気調査は自分ですることもできます。
家電量販店に行けばボイスレコーダーや小型カメラも手に入りますので、自分でこっそり用意して浮気調査に乗り出すことは不可能ではありません。
しかしこれ、実はNG行動なのです。
なぜかというと、ネットの知識はあくまで付け焼き刃ですから、プロのノウハウを真似したつもりでも、やはり調査慣れしていないと手抜かりがあるからです。
ボイスレコーダーを使ったはずなのに上手く録音されていない!音が小さい!話し声がよくわからない!等という機械の使い方という初歩的なことから、あっさりカメラの隠し場所がバレてしまう等のミスもあり得ます。
また、浮気調査にはセオリーがあります。
浮気をしている可能性が高いのに自分では上手く調査できず無駄足に終わるということも。調査に乗り出したのに証拠を掴むことができずがっかりというパターンです。
さらに考えられるのが、こうしたミスでパートナーに浮気調査がバレてしまうというリスクです。
自分でプロの真似をするとなると、よほど手際が良くないとあっさりバレてしまいます。
また、手際よく進んだとしても違和感を覚えられ、警戒されてしまう恐れがあります。
プロには調査のノウハウがあります。自分で調査するよりも格段にバレるリスクを減らすことができます。
ただ調査するだけじゃ駄目!調査結果で離婚を有利に
もしNG行動がなく自分でうまく浮気調査ができたとしましょう。
ネットで見つけたプロのノウハウを真似して調査した!これで証拠はばっちり!と思うかも知れません。
しかしよく考えてみてください。
その証拠はどんな場面でどんなふうに使いますか?相手にいきなり突きつけますか?それとも、いざという時のために保存しておきますか?もし相手に突きつける場合、どんな形で使いますか?
調査結果があればOKというわけではありません。
その調査結果を効果的に使うことが大切なのです。
例えば浮気の疑いが原因で離婚話になっているなら、どの場面で調査結果を提示するかはとても重要なことです。
また、現に離婚で揉めて法廷で争っているなら、調査結果を法廷に適した書面としてまとめる必要もあります。
これはやはりプロでなければ難しいことです。
探偵は調査のプロですから、もちろんこういった調査結果からそれぞれの場面に対応する書面として報告書を作成することもできます。
また、数多くの事例を扱っていることから、どんな場面で効果的に証拠を使うとより有利かアドバイスも可能です。
法律家が離婚のプロなら、探偵は浮気調査、そして調査結果の使い方のプロです。
自分のケースではどうなのか?調査だけでなく結果の使い方についてもアドバイスを受けながら進めるのがいいですね。
最後に
浮気が原因で離婚に至るケースは決して少なくありません。
しかし双方が合意していない限り離婚は長い話し合い、そして法廷で争いと、泥沼化することも少なくないのです。
そこで考えたいのは「浮気?」と疑念を持ったらきちんと証拠集めをすること。
しかし証拠集めがバレてしまっては、せっかくの苦労が水の泡です。
バレないようにするにはNG行動に気をつけましょう。
そして、なるべくプロに調査を依頼しましょう。NG行動に気をつけるだけではなく、調査結果をきちんとまとめてもらうのがいいですね。
プロにお願いすれば、あなたに必要な調査をバレずに、そしてスムーズに行うことができ、しかも必要な形にまとめてもらうことができます。
離婚は人生の転機です。
転機を有利に切り抜けるためにはプロの調査が大きな味方になってくれるのです。