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遠距離恋愛をしている恋人のところにサプライズ訪問したら、恋人の家に自分以外の異性がいた。
これはよく目にするドラマや映画の一場面ではないでしょうか?
遠距離恋愛は二人の間に距離が開いてしまうからこそ、古今東西の浮気話や
恋愛の別れ話とセットでよく語られます。
実際に遠距離恋愛を経験した人は周囲から「遠距離って、彼氏や彼女の浮気に繋がるらしいよ」「遠距離は別れるっていうよね」なんて余計なお世話ともいえる忠告をされた経験はないでしょうか。そう、遠距離恋愛は距離が開いてしまうからこそ、その距離がそのまま心の距離にも反映し、別れ話や浮気話に繋がりやすいのです。世間一般の印象は決して間違っていないのではないでしょうか。
しかし、遠距離恋愛をしたからといって全てのカップルや夫婦が別れるというわけではありません。浮気も同じです。遠距離恋愛になったからといって全てのカップルや夫婦が浮気を経験するとは限りません。世の中には遠距離恋愛から結婚を果たし、結婚後も仲良く暮らしている夫婦がたくさんいます。また、遠距離恋愛をしていてもお互いを想い続け、たまに会う日には思い切り二人でおしゃべりやデートを楽しむというカップルだっています。そんな夫婦やカップルはどんなことに気をつけているか気になりませんか。
遠距離恋愛でパートナーに浮気をさせない方法について、遠距離恋愛から見事ゴールインを果たし、現在進行形で仲良しな夫婦に学んでみましょう。これから遠距離恋愛になる方や、遠距離恋愛中の恋人との関係に悩んでいる方、必見です。
遠距離の浮気防止の方法は3つ
遠距離恋愛は容易に別れや浮気に繋がる可能性があるからこそ気をつけたいもの。自分は大丈夫だと思っていても、実際に遠距離恋愛をしてみると「これはけっこう辛いかもしれない」と感じるかもしれません。
実際、遠距離恋愛を経験してみると、それまで遠距離恋愛に対して抱いていた印象が変わるという話をよく耳にします。どんなふうに変わるのかというと、それは「想像以上に大変」という印象に変わるというのです。大丈夫だと自信を持っていても、現実はそんなに簡単でもないし、精神的にも気楽ではいられないということです。
物理的な距離が開いてしまうと、その分だけ心の距離も離れます。皆さんは学生時代に仲の良かった友人と、学校や住む都道府県が離れてしまったことによって疎遠になったという経験はないでしょうか。仲良く育った兄弟姉妹でも、大人になって別々の家庭を築いたら、途端に年に一回連絡を取るかどうかという疎遠な関係になってしまったという経験はないですか。
物理的な距離は時に心に作用します。心に作用した結果、心と心、そして人と人との関係が疎遠になってしまうのです。友人や家族の関係で簡単にお話ししましたが、これは何も家族や友人の関係だけではありません。恋人同士にも起こりえることですし、将来を誓い合った婚約者どうしにも起こりえることです。そして、結婚している男女にも起こりえることなのです。
物理的な距離により心の距離まで離れ、最終的に浮気に繋がってしまわないように、遠距離恋愛を乗り越えた夫婦やカップルが気をつけていたポイントについて学びましょう。ポイントは具体的に3つです。
- こまめに連絡を取る
- 相手の性格をよく知る
- 大切なことは相手に伝える
3つのポイントをそれぞれ説明して参りましょう。
浮気の防止ポイント1「連絡」
遠距離恋愛を浮気で終わらせないために重要な一つ目のポイントが「連絡をこまめに取り合うこと」です。人間関係は日常の中で培われるという側面があります。「この一週間どうだった?」「仕事が忙しかったよ」このような何気ない会話が時に人間関係を深めるのではないでしょうか。なんてことのない会話が人間関係を保たせている側面があります。
長続きする夫婦やカップルの特長として、下らないことでもパートナーとよくおしゃべりするというものがあります。遠距離恋愛であっても「何気ない会話をする時間」を取ることができれば、関係が長続きすることに繋がることでしょう。気を張らなくて済む関係が心地よければ、他の異性に走る可能性も低くなるはずです。
前回の「仕事が忙しかった」という話の内容を覚えていて、次の会話の際に「先週は忙しかったんだよね。お疲れさま」の一言があれば、「自分のことを気にかけていてくれるのだ」「覚えていてくれた」と嬉しくもなるはずです。
遠距離であっても日常の話題と感情を積み重ねることはできます。長続きするカップルや夫婦に習い、遠距離恋愛をしている二人は会話や感情を積み重ねていってはどうでしょう。そのためにも、こまめな連絡の機会を設けることは大切です。週に一回くらい、連絡する曜日と時間を決めておくとスムーズにおしゃべりの時間を取ることができます。
浮気の防止ポイント2「性格を考えて連絡頻度を検討」
相手の性格をよく知ることも大切です。
こまめに連絡や会話の機会も大切ですが、無口のタイプや相手にあまり頻繁に連絡されることを苦痛というタイプも少なくありません。だからこそ自分のパートナーの性格をよく知って連絡の回数などを考えることも有効です。
あまり頻繁に連絡されることを束縛されていると感じるタイプだと、「毎日その日にあったことを電話で話すこと」という取り決めをしても苦痛に感じるかもしれません。苦痛や束縛感、緊張感、居心地の悪さはパートナーを幻滅させると同時に他の異性に走らせやすくしてしまいます。
自分で「どのくらいの連絡がちょうどいいのかな」「週に何度くらい話すのがいいのかな」と悩むより、遠方にいるパートナーに「どのくらいの頻度で連絡するのがちょうどいいと思う?」と、思い切って確認してしまいましょう。その方が、お互いがちょうどいい精神的な距離と頻度で関係を続けることができるはずです。また、悩んでいることをずばっと相手に確認してしまえるのも、長続きする夫婦やカップルの特徴ではないでしょうか。
浮気の防止ポイント3「重要事は相談を」
連絡の頻度をお互いに決めて連絡を取り合っていても、時に日常会話だけでは解決できない重要事が二人の間に浮上することがあります。夫婦であれば子供の進学や就職、体調はとても重要な問題です。カップルの場合は引っ越しや転職などが重要な話題として考えられます。
こういった重要事は二人できちんと相談して決めましょう。遠距離だから相手を患わせたくないと思うかもしれません。しかし重要な事に対して何も相談しなければ、相手は蚊帳の外に置かれてしまったような印象を受けるのではないでしょうか。それだけ心の距離も離れてしまうことでしょう。心の距離が離れるということは、それだけ浮気に繋がりやすくなるということです。
「任せるよ」というタイプのパートナーであれば、相談ではなく「こうしようと思うんだけどいいかな?」と承諾形式で話してみることをお勧めします。
最後に
遠距離恋愛は距離が離れてしまうため、同時に心も離れてしまう可能性が高いです。結果的にパートナーが浮気をしてお別れということにもなりかねません。だからこそ、3つのポイントに気をつけましょう。
大切なのは距離が離れても心の距離を離さないようにすることです。そのためには相手の性格を理解して、相手に合わせた話し方や連絡の取り方で距離を保つようにしましょう。