恋愛にまつわるトラブルの中で最たるものといえば、やはり浮気によるものではないでしょうか。
恋愛感情は人間の感情の中でもとても強いもので、短期間で一気に燃え上がる感情でもあるとのこと。
恋愛感情が炎のような感情であるとすれば、下手に手を突っ込むと怪我どころか大火傷をしてしまうことでしょう。古今東西、浮気によるトラブルは国を問わずとても多いです。皆さんも噂話やドラマの題材で「浮気」というものを見て思うところがあるのではないでしょうか。
浮気は確かに恋愛によるトラブルの最たるものです。しかし、恋愛をしたといっても必ず男女が浮気に走るわけではありません。結婚した男女も、必ずしも浮気で揉めるというわけではありません。恋愛トラブルの原因が浮気というケースはとても多いですが、世の中には浮気をしない男女も決して少なくないということです。
今回は、そんな浮気をしない夫婦や恋人のうち、特に男性側に焦点をあてて考えてみましょう。浮気をしない男性たちに共通点はあるのでしょうか。また、女性は浮気をしない男性なのかを見極める上でどんなところを見たらいいのでしょうか。
浮気をしない夫の特徴とは?
おつき合いをするなら浮気をしない男性とおつき合いしたいと考えてしまいますね。結婚の場合はなおさら「浮気はNG!」と世の女性は考えているのではないでしょうか。
浮気は恋愛トラブルの最たるものであると同時に、離婚原因の最たるものでもあります。結婚して子供も産まれたのに、夫の浮気が原因で離婚訴訟に発展・・・こんな結婚生活は嫌ですよね。事前に浮気するかどうか、将来のことがわかればいいのですが、残念ながら人間には予知能力というものは備わっていません。
浮気の有無を事前に見通すことはできませんが、男性の特徴を捉えて、その男性が将来的に浮気をしないかどうかを判断することはできます。
浮気をしない男性のよく見られる特徴としては、次の三つが挙げられます。
- 子煩悩
- 生真面目
- 倹約家
浮気をしない夫の特徴①子煩悩
これは結婚前にはなかなか見ることができない特徴ですが・・・その男性が子煩悩かどうかは、男性の浮気度を測る上での判断材料になるのです。
子供を可愛がる男性は家庭を壊すことを避ける傾向にあります。浮気をして離婚となると、子供と離れ離れになってしまう可能性があります。子供はやはり悲しみます。子供が可愛いからこそ、子供の存在が一種の道徳的なストッパーになって浮気に走る可能性が低くなるのです。
もともと結婚前は浮気性だった男性も、子供が産まれ家庭を大事にするようになってからは浮気をしなくなったという話を耳にしたことはないでしょうか。浮気をしない男性の特徴であると同時に、浮気をする男性の浮気を止める理由にもなるということです。
子煩悩な男性や家庭を大切にする男性は「壊したくない」「子供に悲しい思いをさせたくない」という一念で浮気という選択肢が過ぎったとしても現実に浮気に走ることが少なくなるのです。
とは言え、子供が産まれるのは結婚後が多いでしょうから、結婚前に子煩悩かどうかを判断するのは難しいところです。もし結婚前なら、恋人の姪や甥に対する態度をしっかり見ておくことも一つの判断材料になることでしょう。
浮気をしない夫の特徴②生真面目
生真面目な男性も浮気に走る可能性は低いと言えるでしょう。浮気というものは一種の恋愛におけるルール違反であると同時に、相手に対する裏切り行為です。
結婚後の浮気は離婚事由になり、慰謝料請求の対象になる可能性もあります。一夫一婦制が徹底されている日本で浮気はいけないことと位置づけられています。どのラインが具体的に浮気になるのかは、今回はひとまず置くことにします。
生真面目なタイプの男性はルールを守ろうとしますし、約束も守ろうとします。真面目なタイプは恋愛におけるルール違反は許せないと考えてしまうことでしょう。
堅物と言ってしまえばそれまでですが、頭が固いからこそ浮気というルール違反を許すことができないのです。
日常のちょっとしたことで「俺はこう考えている!考えは譲らないぞ」と衝突してしまうこともあるかもしれないですが、この堅さがあるからこそ自分自身の浮気も許せないのです。女性は堅さに窮屈さを覚えることはあっても、浮気をしないという面では相手を信頼できるタイプと言えるのではないでしょうか。
同じようなタイプとして「道徳心が高い」「倫理観がきっちりしている」「正義感がある」「筋を通したがる」というタイプの男性がいます。
こういったタイプも結婚やおつき合いをするという約束を、自分の中の正義や倫理、道徳のため、きっちりと守るタイプです。道ですれ違った綺麗な女性に対して「美人」と思うことまで咎めることは難しいですが、その「美人」と思ってしまった気持ちから一歩踏み出し浮気をしないことが女性にとっては大切なのですよね。
浮気をしない夫の特徴③倹約家
倹約家も浮気に走り難い男性の特長であると言えるでしょう。
倹約家の男性は、時間やお金に厳しい傾向があります。時間もお金も限りがあるもの。だからこそ浮気で時間やお金を無駄に浪費することは、倹約家の男性の望むところではありません。浮気をするとどうしても密会にお金も時間もかかってしまうわけですから、倹約家にとってみれば「時間と金の無駄」と感じることでしょう。
同じようなタイプとして「自分の趣味にお金をかけたい」という男性がいます。
自分の趣味にはお金を使いたいけれど、浮気にお金や時間を割くのはもったいないというタイプです。家族に対しても倹約家過ぎて、しかも自分の金はとにかく自分の趣味に使いたいと主張する極端なタイプは困りますが、適度な倹約家という特徴と趣味を愛するという特徴は浮気防止の面から見れば好ましいということです。
ただし、世の中には恋愛が趣味という男性もいます。恋愛が趣味では、趣味が浮気の防止になることはまずないでしょうから、女性の皆さんはご注意を。
最後に
浮気をしない男性の特徴について考えてみました。特徴を総合的にまとめると「子煩悩で」「真面目で」「ほどほどの倹約家で」「趣味がある」という特徴になるのでしょうか。こういった男性が絶対に浮気をしないというわけではありませんが、「他のことに気持ちが向いているぶん浮気をし難い」と言うことができるのではないでしょうか。
将来のことは誰もわかりません。パートナーの浮気で泣きたくないと思っても、絶対という言葉はありません。けれど、できれば自分だけを愛して欲しいと思ってしまいますね。
恋は盲目といいますが、しっかりと自分の目で見て考えたいものです。