世の中には結婚が一区切りという風潮があります。確かに結婚すると婚姻届けの提出にはじまり、会社での手続きや知り合いへの挨拶など、たくさんの「新たな門出」が待っています。
冠婚葬祭という四字熟語があるように、結婚はライフプランの中でも事前に準備しておくべき人生の一大事です。ですから、一区切りといわれればその通りかもしれないですね。特に女性は苗字が変わってしまう人が多いでしょうから、「新しい自分として生きる」始まりでもあるのです。
しかし、結婚は一区切りや一大事であれ、ゴールではありません。結婚によって世界が変わることは確かなのですが、結婚は新たなはじまりというだけで、人生や恋愛のゴールではないのです。夫になった人とは今後も関係が続き、長い人生を共に過ごさなければいけません。
だからこそ気になるのが「浮気」です。浮気は夫婦間でもよく起きてしまう裏切り行為です。結婚はゴールではなく、新たなはじまり。スタート地点から一歩踏み出した時点で、浮気といった恋愛トラブルとは無縁でいられないのです。
そこで、結婚生活という新たなスタートラインに立つためにも、「夫の浮気」について知っておきましょう。
どの時点で世の中の女性は夫の浮気を疑うのでしょうか。また、どの時点で世の中の女性は夫の浮気を調査しはじめるのでしょうか。
これって夫の浮気?そのボーダーラインとは
そもそも、浮気のボーダーラインはどこなのでしょう。どのあたりを超えたら浮気を疑うのかは、男女によって差があるようです。個人によってもかなり差が出る部分です。束縛の激しい人は異性との会話もNGという条件を提示することがあるとか。
単純計算で世界の人口の半分は女ですから、妻が夫に異性との会話NGという条件を出すことは辛いものがありますよね。切符の買い方がわからなくても駅員さんが女性だったら尋ねることもできないわけですし、外国の人と友人関係にあったとしても、ハグした日には離婚訴訟に発展しそうで怖いものがあります。
さすがに自分以外の異性と話しただけで浮気認定をするという妻は少数派のようです。
しかし女性の場合、そこから一歩踏み出してしまうと、夫の浮気を疑うようです。たとえば、女性の同僚と打ち合わせをするだとか、子供の友達のお母さんと夫が二人きりで話していただとか、「二人きりでの会話」は訝しむ傾向にあるようです。
夫には大事な仕事があるのだから女性の同僚とおしゃべりをすることは仕方がないと多くの妻は考えているようです。しかし、仕事の相談だからといって二人きりでチャットしたり、頻繁にメールのやり取りをしたり、二人だけでご飯を食べに行く必要はあるの?と思ってしまうのですね。
必要な話し合いであっても、「それって二人だけで会う必要があるの?」というところに女性は不信感を抱くことが多いようです。二人だけで会う口実を作っていると感じてしまうのです。このあたりで女性は浮気を疑いはじめます。しかし「仕事」や「挨拶」「社会的なお付き合い」を持ち出されると、なかなか夫を鋭く問い詰めることもできず、心配で悶々と考え込んで終了ということも多い様子。
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必要なことでも夫の浮気を疑うことも
この他にも、女性は自分の友人と夫(恋人)が会うことを快く思わない人が多いようです。自分も一緒に会うのなら話が別ですが、夫と友人だけだと、ちょっとした切っ掛けから浮気に発展しないかはらはらしてしまいます。また、友人が夫に相談したいということであっても、やはり二人きりで会うのは心配です。
たとえば夫が専門家で、妻の友人が相談をしたいと申し入れて来たとします。
「確かに夫は専門家で、友人の困りごとを解決するには適切な人材ではあると思うけれど、友人だからといってそこまでおまけする必要があるのかしら?」と、友人の申し入れに図々しさを感じてしまうところがあります。
友人側がきちんと満額の報酬を支払い仕事として段階を踏んで依頼して来れば、友人の態度にも安心感を抱きます。ですが、友人だからという理由で夫を自由に使わないで欲しいという本音があります。相談にかこつけて夫に会うのが目的なのでは?と邪推してしまうことも。
とにかく女性は「二人きり」「二人きりで会わなければいけないの?」というところに疑念を持ちがちです。男性の皆さんは、たとえ妻や恋人が快く送り出してくれたとしても、「仕事であっても異性と二人きり」「知り合いであっても異性、しかも二人きり」というところにもやもやを抱いていると考えるのが賢明です。
女性が夫の疑うボーダーラインはこのあたりにあると言えますね。
浮気チェックをして確信が持てれば調査依頼
一度や二度、異性と二人きりになったくらいでは、さすがに妻だって「仕事だから仕方ないよね」と考えます。
しかし仕事を理由に三度、四度、五度と会うことが多くなっていったらどうでしょう。怪しいと思ってしまいますよね。
このあたりで女性は「あなた、最近Aさんと会うことが多くないかしら」と探りを入れます。
探りを入れると、浮気であるならなおさら夫側は否定することでしょう。何度も探りを入れると、浮気をしている、していないに関わらず「問い詰められるからAさんと会うことは妻に黙っておこう」という話になります。
けれど、女性はとても敏感ですから、たとえ黙っていても「これはAさんと会っているのでは」と気づいてしまうのです。
夫のスーツについて微かな香水の匂いや、夫の家での言動から「やっぱりAさんと会っているのね」という確信が持てたら、今度は浮気の証拠を掴もうという流れになります。女性の場合、浮気のボーダーラインと浮気調査をはじめるボーダーラインが別々なところが特徴です。
女性が浮気調査をはじめる段階になると、見て見ぬふりで夫を許すという選択肢はなくなります。結果がどうあれ、離婚や責任追及、話し合いの果てに白黒はっきりさせることになります。
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最後に
妻の浮気を疑うプロセスは、
- 疑念
- さらなる疑念
- 夫(恋人)への追及
- 疑念が自分の中での確信へ
- 浮気調査を依頼
- 決着
になります。ポイントは浮気への疑念を抱くのはかなり早い段階であっても、許せないボーダーラインと調査依頼をするボーダーラインはかなり違っているということです。
女性の皆さんはいかがでしょうか。
結婚はゴールではないからこそ、結婚生活には心配事と疑念がつきものです。今回は疑念の後に浮気調査をして決着という流れでご説明しました。決着といっても必ずしも悪い意味ではありません。「夫は浮気していない」という結果が出て、良い方向に決着することもあるのです。
もし心配なら、長年もやもやと悩んでいるのではなく、自分の中にボーダーラインを作って、そこを夫が超えてしまったら安心のためにもこっそり調査するのがいいかもしれないですね。
浮気調査イコール悪い結果ではないので、気持ちの整理のために探偵社を使うことも一つの方法として検討してみてください。