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浮気ジャーナル

「もう二度と浮気はしない!」心を入れ替えるきっかけ作り(男性編)

男性は「ばらまきたい」性であり、またばらまいた後に生命が体内に宿ることがありません。

男性が女性に比べて浮気しやすいのは、こうした生物的特性からきている部分が大きいです。

だからと言って浮気していいわけではなく、浮気は法律的には不法行為であり、配偶者の精神にも陰を落とす行為です。

そこで、浮気が発覚して相手と別れ、夫婦としてやり直す場合は、歯止めをかける必要があります。

と同時に心も入れ替えなくてはなりません。

その方法について考えてみましょう。

まずは納得いくまで話し合う

離婚でなくやり直す選択をした場合は、いわば新たなスタート地点に立ったのですから、今までの結婚生活を振り返って話し合いをすることです。

そのときのルールは、このようにします。

 

  • ・相手の話を最後まで聞く
  • ・相手を責めない
  • ・感情的にならない
  • ・約束したことは必ず守る

おそらくこのときの2人は、浮気が発覚し、怒り、あるいは謝罪し、どうにか落ち着いた状態にあり、嵐のあとの静けさに近い精神状態にあるのではないでしょうか。

やもすると感情的になってしまいそうですが、それでは元の木阿弥です。

たとえ男性が浮気しやすいとしても、浮気した根本には、妻への不満があるはずです。

それをぶつけるのではなく、「この部分は嫌だから、こう直してほしい」と穏やかに伝えることです。

同じように、妻からも夫に伝えます。

ただし大切なことは、できないことは約束しないことです。

初めからできないことを並べ立てても意味がありませんよね。

難しいのは、両者の意見が合わなかったときで、これは妥協点を探っていくしかありません。

そして、決めたことを箇条書きにし、ワープロで清書し、音読して再確認します。

これでその後が上手くいけばいいですが、なかなかそうは行かず、口喧嘩や言い争いをしてしまうかもしれません。

そこで、次のステップに移ります。

妻からの強い意思表示も大切

二度と浮気しないというきっかけ作りは、夫からの働きかけばかりではありません。

妻は浮気された側ですが、実は妻からも強い意志表示をしておかないと、また夫が浮気をしてしまう恐れが高くなります。

笑って許すなどは言語道断で、浮気に対して、自分はどれほど不快を感じ、二度としないでほしいという強い思いを伝えることが、夫への歯止めとなります。

なかには、浮気されたのは自分に魅力がないからだと自信を喪失してしまい、弱気になってしまう方もいるかもしれません。

しかし、ここで強い態度を示しておかないと、夫が今後の主導権を握ってしまうことになります。

浮気をされた側は、断じて弱気になったり下手に出たりしてはいけません。

ただし、あまりの束縛は逆効果であり、帰宅時刻や休日の過ごし方まで厳格に管理するのはよくありません。

ある程度適度のところで止めておきます。

インドをイギリスの植民地支配から独立させたガンジーの「非暴力不服従運動」をご存じでしょうか。

これは独立運動をやめさせようと圧政をふるうイギリス人が暴力を振るってきても、抵抗もしないが逃げもしない、最後は相手の良心がやめようと思うまで続けるという思想です。

ガンジーはこれを続けていき、最後にはイギリス人自ら良心の呵責にさいなまれ、暴力をやめました。

これと同様、夫を過度に縛るよりも、最後は相手の良心に期待し自ら浮気しないと決意させる自由も必要です。

信用されている、期待されていると感じると、人は良心に従って行動するようになります。

それでもまた浮気を繰り返したら、その程度の男だったのだと諦めるしかありません。

浮気した夫が作るきっかけ

次は、最も肝心な夫からのきっかけ作りです。

誓約書を書く

インターネットを検索すると、浮気後の誓約書の書式が幾つも出てきます。

それでもいいですし、また自由な書式でもいいですが、以下の点を含めて誓約書を作成しておくと、のちのちのためにいいでしょう。

作成することで気持ちも引き締まりますし、浮気の抑止力にもなります。

 

  1. 不倫した相手の氏名、住所、交際期間等
  2. 二度と不倫をしない誓い
  3. 約束に違反した場合の罰則
  4. 今回取り決めた約束事
  5. 今後約束違反で離婚するに至った場合は、一定の条件下で離婚に応じる
  6. 子供の親権、養育費、慰謝料、財産分与

 

ここで注意すべき点は、民法754条では「夫婦間で交わした契約は、何時でも夫婦の一方からこれを取り消す事が出来る」とされていることです。

しかし判例では、「夫婦間が破綻状態にある場合には取消しできない」とされています。
(最高裁第一小法廷判決(昭和42年2月)

つまり、再度浮気をすれば、その時点で夫婦関係が破綻状態になりますから、そこでの契約取り消しはできないということになります。

抜き打ちの携帯チェックに応じる

携帯電話(スマホ)は格好の浮気ツールになりますから、いつチェックされてもいいと約束しておきましょう。

パソコン、クレジットカード明細、仕事用鞄等も同様です。

また、浮気相手からもらったものは全て捨てる、写真等も全て削除する、きれいさっぱりして新たなスタートを切ることです。

そして、夫婦2人だけで食事、コンサート、旅行等に出かけてみてはいかがでしょうか。

サプライズでプレゼントを用意しておくのも効果がありそうです。

浮気した妻に対するきっかけ作り

ここまでは浮気した夫の行動と心構えですが、男性が作るきっかけとしては、妻が浮気していた場合もあります。

女性が浮気する理由は、「情に流された」、「強引に迫られた」、「昔の彼と」というのが多いです。

根底には、夫があまり向いてくれず寂しかったという気持ちが共通しています。

このような場合、浮気していた妻とやり直すためのきっかけ作りも必要となってきます。

新たにやり直そうという場合には、奥様も反省しているでしょうから、やはりガチガチには縛らないことです。